Table of Contents
AWX EE コンテナをカスタマイズして Terraform を活用する方法
AWX Enterprise Edition(EE)は、Red Hat が提供するエンタープライズ向けの自動化プラットフォームです。
コンテナ化された最新の AWX EE では、Terraform を活用してインフラストラクチャを管理できます。
ただし、標準の AWX EE コンテナには Terraform は含まれていません。
この記事では、AWX EE コンテナをカスタマイズして Terraform を使用できるようにする方法について説明します。
カスタム AWX EE コンテナの作成
まず、Terraform がインストールされたカスタム AWX EE コンテナを作成する必要があります。
これを行うには、次の手順に従います。
- AWX EE コンテナのビルドをカスタマイズする Dockerfile を作成します。
- Terraform のビルド手順を Dockerfile に追加します。
- カスタム Dockerfile を使用して AWX EE コンテナをビルドします。
Terraform プロバイダーのインストール
次に、Terraform プロバイダーをカスタム AWX EE コンテナにインストールする必要があります。
これにより、Terraform はさまざまなクラウドプロバイダーと通信できるようになります。
- コンテナ内で
terraform init
コマンドを実行します。
これにより、必要なプロバイダーがダウンロードされてインストールされます。 - 使用するクラウドプロバイダーに対応するプロバイダーを構成します。
Terraform モジュールの作成
次に、Terraform モジュールを作成する必要があります。
モジュールは、インフラストラクチャリソースの再利用可能なテンプレートです。
- Terraform モジュールを作成します。
- モジュールで使用するリソースを定義します。
- モジュールへの入力を定義します。
AWX EE コンソールからの Terraform 実行
Terraform モジュールを作成したら、AWX EE コンソールから実行できます。
- AWX EE コンソールにログインします。
- ジョブテンプレートを作成します。
- ジョブテンプレートで、Terraform モジュールを実行するように設定します。
まとめ
AWX EE コンテナをカスタマイズして Terraform を活用することで、インフラストラクチャを自動化し、効率化できます。
このガイドに従うことで、Terraform がインストールされたカスタム AWX EE コンテナを作成し、Terraform モジュールを使用してインフラストラクチャリソースを管理できます。