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詳細にレビュー!
mt168W10P


公開: 2024年08月07日

mt168W10P
Atrustから販売のmt168W10Pを詳細レビューします!
スペックや使いやすさなど細かい視点からレビューしていきますよ。
購入を検討される方はぜひチェックしてくださいね!

目次

mt168W10P とは

mt168W10PはAtrustから販売の人気のノートパソコンです。

Atrustは、台湾に本拠を置くITソリューション企業で、主にシンクライアント、ゼロクライアント、サーバー、そしてデバイスマネージャーの設計・開発を行っています。特に、ノートPCやデスクトップPCではなく、シンクライアントやゼロクライアントという形式でのPC環境の提供に特化しています。これは、従来のパソコンとは異なり、サーバーやクラウドと連携して使用することで、データ管理やセキュリティを一元化する仕組みです。
AtrustのノートPCや関連製品は、主にビジネス用途や教育機関での使用を念頭に置いて設計されています。彼らのシンクライアントやゼロクライアントは、中央のサーバーやクラウド環境にアクセスし、データやアプリケーションを集中管理することで、ユーザーはローカルのストレージや処理能力に依存せず、快適に作業を行うことができます。この仕組みにより、IT管理者はシステム全体を効率的に管理でき、セキュリティリスクの軽減や運用コストの削減が可能となります。
Atrustの製品は、高いセキュリティ性と管理の簡便さを提供する一方で、ユーザーエクスペリエンスも大切にしています。例えば、ゼロクライアントデバイスは、データの安全性を最優先に考え、ローカルにデータを保存しないため、万が一デバイスが紛失または盗難に遭っても、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。
また、Atrustのシンクライアントやゼロクライアントは、軽量でコンパクトなデザインが特徴で、ビジネスのデスクや教育の教室など、限られたスペースに収めやすいです。これにより、よりフレキシブルにデバイスの配置を検討することができます。
ノートPCを選ぶ際に、従来のデスクトップPCやラップトップではなく、クラウドやサーバー環境と連携した新しい形式のPCをお考えの方には、Atrustのシンクライアントやゼロクライアント製品は非常に有力な選択肢です。高度なセキュリティ機能と管理の効率化を実現し、快適で安全なPC環境を提供します。

mt168W10P のスペック

まずは、mt168W10Pの詳細スペックを見てみましょう。

項目 内容
製品名 mt168W10P
画像
メーカー Atrust
OS Windows 10 Pro
CPU model インテル (Bay Trail)1.58GHz
CPU メーカー インテル
CPU Core数 2コア
メモリ 4GB
ストレージ(HDD/SSD) 64GB
画面 11.6インチ, FWXGA (1366x768),
バッテリー駆動時間 5.0時間
ネットワーク 10/100/1000Mbps
IEEE802.11a/b /g /n
webカメラ なし
外部インターフェース VGAx1USB3.1 Gen1(USB3.0)x1
付属ソフトウェア Office無し
寸法 297x36x193mm
重さ 1.18kg

OSはWindows 10 Pro

mt168W10PはWindows 10 Proを搭載しています。Windows 10 Proは長年にわたり世界中で愛用され、信頼性と柔軟性において定評のあるオペレーティングシステムです。

Windows 10 Proを採用しているため、ビジネスからプライベートまで幅広い用途に対応できます。
特にWindowsは、世界中の企業や教育機関で標準的に使用されており、堅牢なセキュリティ機能と互換性の高さが大きな特徴です。
最近はChromeOSやMacOSのシェアが上昇していますが、
業務での利用や、多機能で何でもこなせるパソコンを求めるなら、やはりWindowsが最適な選択肢です。

Chromebookは、軽量でシンプルな操作性を提供する一方で、機能面で制限が多く、プロフェッショナルな作業やクリエイティブな業務には適していません。
一方、MacOSはクリエイティブな分野での使用に強みを持っていますが、ソフトウェアの互換性やカスタマイズの自由度において制約があることも事実です。

その点、Windows 10 Proはさまざまなソフトウェアやデバイスとの互換性が高く、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
また、Windows 11がリリースされ、新たな機能と改良が加わったことで、さらなる快適なユーザー体験が期待できます。
Windows 10 Proは継続的にアップデートが行われており、最新のセキュリティパッチや機能強化を通じて、常に最適なパフォーマンスを提供します。

Windowsを選ぶことで、安定性と柔軟性を兼ね備えた最高の環境で作業ができるでしょう。

CPUはエントリーのインテル (Bay Trail)1.58GHzを搭載

インテル (Bay Trail)1.58GHzはインテル製で下位クラスのCPUです。低速なCPUです。
なのでmt168W10Pは負荷の重いアプリケーションの動作は厳しく、動画編集等は難しいでしょう。
CPUのコア数も2コアと少なめなので、 同時に複数のアプリケーションを動かす用途にはあまり向いていません。
用途を限定すればインテル (Bay Trail)1.58GHzを搭載でも、快適に使用することはできるでしょう。

このCPUは電力効率が非常に良いのでバッテリーの駆動時間も期待できます。

CPUは温度が上昇するとクロックダウンが発生するので、排熱設計も大切です。
温度上昇が高いと感じたら冷却ファンやノートPCクーラーを使いましょう!

メモリは4GB搭載

mt168W10Pのメモリは4GB搭載で、低容量です。
4GBなので、必要最低限のメモリ量になります。
ネットブラウジングや軽めのWordやExcelファイルなら問題なく利用可能です。

ZoomやTeams等のweb会議に合わせて複数のアプリケーションを同時に使ったりするのは厳しいでしょう。

ストレージは64GB搭載

mt168W10Pのストレージは64GB搭載で、かなり低容量です。
64GBなので、OS稼働させるための必要最低限のストレージ量です。
一部のアプリケーションとWordとかExcelファイルとかの保存は可能です。

64GBの容量の場合はGigaスクール向けの端末が多いので、用途は限られていると思いますが、 将来的に色々アプリケーションをインストールしたりしようとするとすぐに限界が来ます。
容量不足によりWindowsアップデートやアップグレードに失敗することは頻発しそうです。

画面は11.6インチ

mt168W10Pは11.6型のディスプレイです。

画面の解像度はFWXGA (1366x768)

FWXGA (1366x768) の解像度のディスプレイを搭載しています。

バッテリーは5.0時間駆動

mt168W10Pのメーカーの公称バッテリー駆動時間は5.0時間です。
バッテリ駆動時間は搭載しているCPUによって大きく変化します。
5.0時間なので、バッテリー性能としては非常に悪いです

メーカーの公称値通りに稼働することはあまりないので、実際のところは半分の2.0時間くらいでしょうか。
かなり短い駆動時間なので、ACアダプターの持ち歩きは必須を思われます。

カフェでの利用程度であれば、問題なく使えると思います。
一日動作させるには少々頼りない駆動時間なので、充電器を持ち歩く必要はあるかもしれません。

外部インターフェースについて

mt168W10Pの外部インターフェースについてです。
VGAx1USB3.1 Gen1(USB3.0)x1を搭載しています。
USBは多く搭載していると使い勝手が非常にいいですよね。
最近はType-C搭載の機種も増えてきました。
可能であればType-C搭載の機種がいいですね。
USB-C PDに対応していれば、ポータブルバッテリーからの充電も可能です。

HDMI端子を搭載しているとプロジェクターへの出力や、デュアルディスプレイ化も簡単です。

SDカードスロットがあるとデジカメの写真データの取り込みもできていいですね。

プロフィール


ニックネーム: ほっしー

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