詳細にレビュー!
Kano PC
公開: 2024年08月07日
Kanoから販売のKano PCを詳細レビューします!
スペックや使いやすさなど細かい視点からレビューしていきますよ。
購入を検討される方はぜひチェックしてくださいね!
目次
Kano PC とは
Kano PCは2020年 8月22日にKanoから販売の人気のノートパソコンです。
Kano(カノ)は、ロンドンを拠点とする教育コンピュータメーカーで、特に子どもや初心者向けのプログラミング教育に特化した製品を提供しています。Kanoの主な製品は、手軽にプログラミングやコンピュータの基本を学べるキットで、コンピュータの組み立てやプログラミングのスキルを楽しく学ぶことができる設計になっています。
Kanoの代表的な製品には、Kano Computer KitやKano Pixel Kitなどがあります。Kano Computer Kitは、パーツを自分で組み立てることで、コンピュータの基本構造を学べるキットです。組み立てが終わった後は、オリジナルのコンピュータを使ってプログラミングやゲーム作成などに挑戦できます。Kano Pixel Kitは、LEDパネルを使って簡単にプログラミングができ、視覚的なフィードバックを得ながらプログラミングの基本を学ぶことができます。
Kanoの製品は、教育的な要素を重視しており、直感的で使いやすいインターフェースが特徴です。また、子どもたちが自分で問題解決する力を育むことができるように設計されており、遊びながら学べる楽しさを提供しています。これにより、プログラミングやテクノロジーに対する興味を引き出し、未来の技術者やクリエイターを育てることを目指しています。
Kanoのアプローチは、教育とテクノロジーを結びつける新しい試みとして、世界中の教育機関や家庭で高く評価されています。楽しく学ぶことができるKanoの製品は、プログラミング教育を身近で楽しいものにし、次世代の技術スキルを育むための素晴らしいツールとなっています。
Kano PC のスペック
まずは、Kano PCの詳細スペックを見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Kano PC |
画像 | ![]() |
メーカー | Kano |
発売日 | 2020年 8月22日 |
OS | Windows 10 Pro |
CPU model | インテル Celeron N4000(Gemini Lake)1.1GHz |
CPU メーカー | インテル |
CPU Core数 | 2コア |
メモリ | 4GB |
メモリ規格 | DDR4 |
ストレージ(HDD/SSD) | 64GB |
画面 | 11.6インチ, FWXGA (1366x768), タッチ対応 |
ネットワーク |
IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth5.0 |
webカメラ | なし |
外部インターフェース | HDMIx1USB3.1 Gen1(USB3.0)x2USB Type-Cx1microSDスロット |
付属ソフトウェア |
Office無し |
寸法 | 287.5x35.6x194mm |
重さ | 1.765kg |
キーボード配列 | 日本語キーボード |
OSはWindows 10 Pro
Kano PCはWindows 10 Proを搭載しています。Windows 10 Proは長年にわたり世界中で愛用され、信頼性と柔軟性において定評のあるオペレーティングシステムです。
Windows 10 Proを採用しているため、ビジネスからプライベートまで幅広い用途に対応できます。
特にWindowsは、世界中の企業や教育機関で標準的に使用されており、堅牢なセキュリティ機能と互換性の高さが大きな特徴です。
最近はChromeOSやMacOSのシェアが上昇していますが、
業務での利用や、多機能で何でもこなせるパソコンを求めるなら、やはりWindowsが最適な選択肢です。
Chromebookは、軽量でシンプルな操作性を提供する一方で、機能面で制限が多く、プロフェッショナルな作業やクリエイティブな業務には適していません。
一方、MacOSはクリエイティブな分野での使用に強みを持っていますが、ソフトウェアの互換性やカスタマイズの自由度において制約があることも事実です。
その点、Windows 10 Proはさまざまなソフトウェアやデバイスとの互換性が高く、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
また、Windows 11がリリースされ、新たな機能と改良が加わったことで、さらなる快適なユーザー体験が期待できます。
Windows 10 Proは継続的にアップデートが行われており、最新のセキュリティパッチや機能強化を通じて、常に最適なパフォーマンスを提供します。
Windowsを選ぶことで、安定性と柔軟性を兼ね備えた最高の環境で作業ができるでしょう。
CPUはエントリーのインテル Celeron N4000(Gemini Lake)1.1GHzを搭載

インテル Celeron N4000(Gemini Lake)1.1GHzはインテル製で下位クラスのCPUです。低速なCPUです。
なのでKano PCは負荷の重いアプリケーションの動作は厳しく、動画編集等は難しいでしょう。
CPUのコア数も2コアと少なめなので、
同時に複数のアプリケーションを動かす用途にはあまり向いていません。
用途を限定すればインテル Celeron N4000(Gemini Lake)1.1GHzを搭載でも、快適に使用することはできるでしょう。
このCPUは電力効率が非常に良いのでバッテリーの駆動時間も期待できます。
CPUは温度が上昇するとクロックダウンが発生するので、排熱設計も大切です。
温度上昇が高いと感じたら冷却ファンやノートPCクーラーを使いましょう!
メモリは4GB搭載

Kano PCのメモリは4GB搭載で、低容量です。
4GBなので、必要最低限のメモリ量になります。
ネットブラウジングや軽めのWordやExcelファイルなら問題なく利用可能です。
ZoomやTeams等のweb会議に合わせて複数のアプリケーションを同時に使ったりするのは厳しいでしょう。
ストレージは64GB搭載

Kano PCのストレージは64GB搭載で、かなり低容量です。
64GBなので、OS稼働させるための必要最低限のストレージ量です。
一部のアプリケーションとWordとかExcelファイルとかの保存は可能です。
64GBの容量の場合はGigaスクール向けの端末が多いので、用途は限られていると思いますが、
将来的に色々アプリケーションをインストールしたりしようとするとすぐに限界が来ます。
容量不足によりWindowsアップデートやアップグレードに失敗することは頻発しそうです。
画面は11.6インチ

Kano PCは11.6型のディスプレイです。
画面の解像度はFWXGA (1366x768)
FWXGA (1366x768) の解像度のディスプレイを搭載しています。
外部インターフェースについて
Kano PCの外部インターフェースについてです。
HDMIx1USB3.1 Gen1(USB3.0)x2USB Type-Cx1microSDスロットを搭載しています。
USBは多く搭載していると使い勝手が非常にいいですよね。
最近はType-C搭載の機種も増えてきました。
可能であればType-C搭載の機種がいいですね。
USB-C PDに対応していれば、ポータブルバッテリーからの充電も可能です。
HDMI端子を搭載しているとプロジェクターへの出力や、デュアルディスプレイ化も簡単です。
SDカードスロットがあるとデジカメの写真データの取り込みもできていいですね。