詳細にレビュー!
GPD MicroPC
公開: 2024年08月07日
GPDから販売のGPD MicroPCを詳細レビューします!
スペックや使いやすさなど細かい視点からレビューしていきますよ。
購入を検討される方はぜひチェックしてくださいね!
目次
GPD MicroPC とは
GPD MicroPCは2019年 6月29日にGPDから販売の人気のノートパソコンです。
GPD(ジーピーディー)は、中国のコンピュータハードウェアメーカーで、特にポータブルでユニークな端末を製造することで知られています。GPDは、コンパクトな設計と革新的な機能を持つ製品を展開しており、その特徴的なデバイスは個人やプロフェッショナルのニーズに応えるものです。
特に、GPD PocketやGPD Winなどの製品が有名です。GPD Pocketは、非常に小型で携帯性に優れたノートPCで、ポケットサイズながらもフル機能のWindows PCとして利用できます。軽量でコンパクトなデザインが特徴で、移動が多いビジネスパーソンや学生に最適です。
GPD Winは、ゲーム専用のポータブルデバイスで、コンパクトなサイズながらも高性能なハードウェアを搭載しており、ゲームやエンターテインメントの体験を提供します。ゲームパッドとキーボードが一体化したデザインで、携帯性とゲーム体験の両方を兼ね備えています。
GPDの製品は、その斬新なデザインと実用性で多くのファンを魅了しています。特に、スペースが限られた環境で作業する必要があるユーザーや、ポータブルなゲーム体験を求めるゲーマーに向けて、便利でユニークなソリューションを提供しています。GPDの製品は、パーソナルコンピュータの新しい形を提案し、使い勝手と携帯性を両立させたデバイスを求めるユーザーにおすすめです。
GPD MicroPC のスペック
まずは、GPD MicroPCの詳細スペックを見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | GPD MicroPC |
画像 | ![]() |
メーカー | GPD |
発売日 | 2019年 6月29日 |
価格 | 72000円 |
OS | Windows 10 Pro 64bit |
CPU model | インテル Celeron N4100(Gemini Lake)1.1GHz |
CPU メーカー | インテル |
CPU Core数 | 4コア |
メモリ | 8GB |
メモリ規格 | LPDDR4 |
ストレージ(HDD/SSD) | 128GB |
画面 | 6.0インチ, 1280x720, |
バッテリー駆動時間 | 8.0時間 |
ネットワーク | 10/100/1000Mbps IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth4.2 |
webカメラ | なし |
外部インターフェース | HDMIx1USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Ax3/Type-Cx1microSDスロット |
付属ソフトウェア |
Office無し |
寸法 | 153x23.5x113mm |
重さ | 0.44kg |
OSはWindows 10 Pro 64bit
GPD MicroPCはWindows 10 Pro 64bitを搭載しています。Windows 10 Pro 64bitは長年にわたり世界中で愛用され、信頼性と柔軟性において定評のあるオペレーティングシステムです。
Windows 10 Pro 64bitを採用しているため、ビジネスからプライベートまで幅広い用途に対応できます。
特にWindowsは、世界中の企業や教育機関で標準的に使用されており、堅牢なセキュリティ機能と互換性の高さが大きな特徴です。
最近はChromeOSやMacOSのシェアが上昇していますが、
業務での利用や、多機能で何でもこなせるパソコンを求めるなら、やはりWindowsが最適な選択肢です。
Chromebookは、軽量でシンプルな操作性を提供する一方で、機能面で制限が多く、プロフェッショナルな作業やクリエイティブな業務には適していません。
一方、MacOSはクリエイティブな分野での使用に強みを持っていますが、ソフトウェアの互換性やカスタマイズの自由度において制約があることも事実です。
その点、Windows 10 Pro 64bitはさまざまなソフトウェアやデバイスとの互換性が高く、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
また、Windows 11がリリースされ、新たな機能と改良が加わったことで、さらなる快適なユーザー体験が期待できます。
Windows 10 Pro 64bitは継続的にアップデートが行われており、最新のセキュリティパッチや機能強化を通じて、常に最適なパフォーマンスを提供します。
Windowsを選ぶことで、安定性と柔軟性を兼ね備えた最高の環境で作業ができるでしょう。
CPUはミドルのインテル Celeron N4100(Gemini Lake)1.1GHzを搭載

インテル Celeron N4100(Gemini Lake)1.1GHzはインテル製で中級クラスのCPUで、平均的なCPUです。
なのでGPD MicroPCは多くのアプリケーションの動作や、軽めの動画編集等は問題なく行えるでしょう。
CPUのコア数も4コアと多いので、
同時に複数のアプリケーションを動かしても、軽快に動作します。
インテル Celeron N4100(Gemini Lake)1.1GHzを搭載していれば、しばらくは快適に過ごすことができるでしょう。
このCPUは電力効率が非常に良いのでバッテリーの駆動時間も期待できます。
CPUは温度が上昇するとクロックダウンが発生するので、排熱設計も大切です。
温度上昇が高いと感じたら冷却ファンやノートPCクーラーを使いましょう!
メモリは8GB搭載

GPD MicroPCのメモリは8GB搭載で、中容量です。
8GBあれば、ネットブラウジングやWord、Excel等の作業は問題ないです。
複数のブラウザタブや同時にアプリケーションを動作させても軽快に動作します。
動画編集や、仮想マシンの起動等をする場合は少々足りないでしょう。
ストレージは128GB搭載

GPD MicroPCのストレージは128GB搭載で、低容量です。
128GBあれば、少しの写真や動画、アプリケーションを保存したりできます。
しかしながら、WindowsUpdate等の容量を考慮するとデータの整理は常に必要な容量です
ストレージは基本的には容量が多いと読み書き速度も早くなる傾向があるので、
128GBの容量の場合、OS起動やアプリケーションの起動速度はそこまで速くないでしょう
128GBだと常に容量を気にする生活となるので、注意が必要です。
画面は6.0インチ

GPD MicroPCは6.0型のディスプレイです。
画面の解像度は1280x720
1280x720 の解像度のディスプレイを搭載しています。
バッテリーは8.0時間駆動

GPD MicroPCのメーカーの公称バッテリー駆動時間は8.0時間です。
バッテリ駆動時間は搭載しているCPUによって大きく変化します。
8.0時間なので、平均的な駆動するバッテリーでしょう。
メーカーの公称値通りに稼働することはあまりないので、実際のところは半分の4.0時間くらいでしょうか。
これだけ駆動時間があれば、日々の持ち歩きにおいてはACアダプターの持ち歩きは不要ですね。
業務利用やカフェでの利用でも安心して過ごせると思います。
一日動作させるには少々頼りない駆動時間なので、充電器を持ち歩く必要はあるかもしれません。
外部インターフェースについて
GPD MicroPCの外部インターフェースについてです。
HDMIx1USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Ax3/Type-Cx1microSDスロットを搭載しています。
USBは多く搭載していると使い勝手が非常にいいですよね。
最近はType-C搭載の機種も増えてきました。
可能であればType-C搭載の機種がいいですね。
USB-C PDに対応していれば、ポータブルバッテリーからの充電も可能です。
HDMI端子を搭載しているとプロジェクターへの出力や、デュアルディスプレイ化も簡単です。
SDカードスロットがあるとデジカメの写真データの取り込みもできていいですね。