CentOS Stream9 構築方法 CentOS Linuxとの違いについて
公開: 2022年07月10日
HOGEHOGE
CentOS StreamはCentOS8
の後継のLinuxディストリビューションで、今までとは大きく構成が変わる。
評判は悪く、CentOSから乗り換えをするユーザーが多そうだが、実際に調べて使ってみることにする。
目次
CentOS Streamとは
Continuously delivered distro that tracks just ahead of Red Hat Enterprise Linux (RHEL) development, positioned as a midstream between Fedora Linux and RHEL. For anyone interested in participating and collaborating in the RHEL ecosystem, CentOS Stream is your reliable platform for innovation.
訳
Fedora LinuxとRHELの中間として位置付けられた、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)開発の直前を追跡する継続的に配信されるディストリビューション。 RHELエコシステムへの参加とコラボレーションに関心のある人にとって、CentOSStreamは革新のための信頼できるプラットフォームです。
CentOS StreamはCentOS系とは異なり、RHELに対して、継続的に配信が行われる体系に変わる。
RHEL7に対応するCentOS7、RHEL8に対応するCentOS8のように、ナンバリングでわかりやすかったが、CentOS Streamからはこれが変化する。
RHEL系ディストリビューションとしてはほかにもOracleLinuxがあったりするが、CentOSよりかは扱いづらい印象。
Oracleの公式ページからアカウント登録も必要だ。
OracleLinux ダウンロード
: https://www.oracle.com/jp/servers/technologies/linux/downloads.html
商用OSのRHELの代わりに、代用しているユーザーは相当いたはずで、CentOSがRHELと追従しないのは困る人が多い。
しかし、メリットもあるはずで継続的にRHELの最新に追従してくれるというのがどういうことかを確認してみる。
CentOS Stream9 のダウンロード
以下からCentOS Streamをダウンロード可能だ。
CentOS Stream Download
CentOS Stream9の x86_x64向けのISOの直リンク
- ファイル名:
CentOS-Stream-9-latest-x86_64-dvd1.iso
- ファイルサイズ: 8.1GB
CentOS Stream9のVM構築
CentOS Stream9の構築はWindows11上のVirtualBoxで行う。
CentOS Stream9の要件(requirements)は以下だ。
- Memory: – 2 GB RAM and more
- Storage: – 20 GB Hard Disk
- Processor: – 2 GHz or Higher Processor
今回は以下のスペックでVMを作成した。
- CPU: 4 Core
- メモリ: 4GB
- ディスク: 20GB
CentOS Stream9のインストール
1. ISOからインストールをBootする。
VirtualBoxのVMにISOをマウントして、bootをする。
bootした画面は以下となる。
Install CentOS Stream 9
を選択し、しばらく待とう。
boot時にカーネルパニックが発生する
Kernel panic - not syncing - Attempted to kill init!
上記のエラーが発生する。
SELinux関連のエラーのようだ。
問題解決に取り組んだが、うまく起動しなかった。
試すところまでいけなかったが、今度はHyper-VやVMware Playerを用いて、起動するところまでやってみたい。